手島からの日記〜退廃と侵食、再生する生活を考える、の巻〜

 

 

VICKSって飴ありますよね、薬用のど飴。(「♪喉にヴィ〜〜〜っクス」)

 

喉を痛めやすい私にとってVICKSは頼みの綱で、常備してないと不安なのですが、

半年くらい前に、なんとなく裏面の詳細読んで初めて気付いたんです。

「成人は一回で3つ舐める…!!?」

飴は一粒ずつ舐めると言う概念のせいで、今までVICKSの力を発揮しきれてなかった私。

そして3つ分舐めたときの、痛みからの開放感が素晴らしい…もうキミなしでは生きていけない。

 

でもさ…50粒入り買っても、20粒入り買っても、3粒じゃ余りが…出る…じゃん…どういう意図…なの…

(しかも一袋に5粒…足りないじゃん…次の袋開けても…また足りなくなるじゃん…ループじゃん…)

 

どうもこんにちは、アイランダー広報の松原です。

 

家がなくなる

 

改修中のナショと私の家とたかむーの家の間には一軒空き家がありました。

我々の真ん中の家は、先日老朽化のため取り壊されました。

 

何もない、更地

島に来て、自分たちが住むためのいろんな空き家を見て回った中で、

この家の窓から差し込む光がとても印象的で、ずっと心に残っている。

 

 

自分たちの予算ではどうにも直せそうにないレベルだったので、この家の改修は最初から諦めていましたし、

この家の持ち主の方も了承の上、

着実な準備のもとで進められたので、結果的に良い形だったと思います。

ただ、あの光の景色、なくなってしまうことだけが心残り。

 

空いた土地は、了承が得られれば薪小屋とか、創作活動の一貫で別の形で利用していこうと考えています。

 

こんな風に、業者が綺麗に更地にしてくれるのは今回この島では初めて見ました。

島の中には、朽ち果てた家がたくさんあります

もうこれは倒壊レベルですが。

危ないので、業者の人にここもなんとかしてもらえないだろうか。

 

突然ですが「ぼくのなつやすみ2」というゲームをご存知ですか?

母親が臨月を迎えたため、田舎の島の親戚の家へ預けられた小学生の「ボクくん」が、夏休みの1ヶ月間を虫取りしたり海で泳いだり島民と触れ合ったりして過ごすゲームです。

10年ほど前にゲーム実況で見ていたのですが、最近久しぶりに別の形のゲーム実況で見ることがありまして、

そうすると、私が島に来る前と来た後で、そのゲームの中での過疎化した島の見え方が変わってるんですよね。

 

「何が変わったのか」というと、大人になって話の内容の感じる意味合いが変わったとか

そんなノスタルジーあるあるな話ではなく、

誰も住んでいない、でも生活の跡のある古民家。

野良猫の住処になっているボロボロの家。

「ボクくん」は何の気なしに家に入って、ウロウロすることができるだけでストーリーとしても特に何もないのですが、

人が島や田舎から出ていなくなっていく、家主のいない家というものは、

積もる埃と、誰か知らない人の生活の思い出がごちゃ混ぜになって朽ちていく。

 

この島でずっと生きている人、昔は島で育ったけど大人になって出ていった人、

彼らにはどうにもならない、誰も手をつけない現実が、その世界にごく自然に組み込まれていた。

 

埃と、知らない思い出と、生活の跡をなぞりながら、片付けながら家の改修をしてる今、

あのゲームに、あの古民家を組み込んだ意図をとても考えてしまう。

 

「島」というものを知らない人にとって、自然豊か・おおらか・のんびり、そんな雄大で癒しを想う人が沢山いると思います。

ただ、そこで生きる人たちは、海で隔たれた場所で、自分たちだけでは手に負えない、漠然とした寿命のようなものを感じている。

それと向き合うか、放置するか、そんな世界でもあるのです。

 

ただ私は、朽ちていくものを寂しいと思いながらも
なぜか美しいとも思うのです。

 

トラックも飲み込まれてしまった。

植物と老朽に飲み込まれる姿は、ほったらかしにされた歴史。

自然のままに、人の手の届かなさに、なぜか心が揺らぐのです。
それもまた美しいと。

この島で、私は今までに得られなかった景色を沢山もらっている

壊れそうな光の景色も、浸食されるトラックも、私の糧にしなければ。

 

ただ、まだ生きている、生きることのできる家は改修して、
誰かの生活に繋げられることができるなら、したい。

島や田舎に住みたいと思ってる人の「住む家」というハードルをなくしていく活動も考えています。

だって、この島は、立派な島大工が建てた立派な家がたくさんあるんですもの。

 

島を見下ろす景色のいい家も居住候補地でした。

 

たかむーはこの島に来たときに、家々の石垣に目を向けていました。

彼と初めて出会った頃も、綺麗な石垣をみると目を輝かせていた。

私は石垣のことはよくわからんのですが、建築家の目線でも立派な家がまだ、生きている。

 

事務作業する用のオフィスハウスが作れたら良いな〜。

家だとだらけちゃう。

トラストリングの合宿地にもいつかできるかもしれませんね。

 

窓をください!

 

ナショと私の家は、改修と増築をしており、増築部分の新しい窓が必要、

なのだが、

 

あるにはあるけど、なんでもいいわけじゃない。

設計図に当てはまる形と、修復可能なレベルが条件

 

 

夏だったので蚊、クモ、ハエ、汗、くっつきむし、とにかく地獄だった。

でもでも、なんとか見つけ

サンダーでやすり、窓も綺麗に拭き、えごま油でオイル加工

蘇りし窓…!!!

こちらはガラス自体も、別のすりガラスを加工して

もはや新しい窓!!!!!

 

窓の修繕作業だけじゃなくて、家で使うものはずっと残っていた古いタンスや家具を修繕して使います。

この土地のものを、受け継いで、再生させて新しい生活にできると、なんだか誇らしい。

 

そして何より修繕作業は楽しい!

 

オマケ

 

 

手島へのお土産はジャンクフードが喜ばれるかも!

ちなみに私はチーズが嫌いですがピザのマルゲリータだけは大好き!

ではまた!

 

 

 

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