手島からの日記〜猪と戦う強き者達、の巻〜

  こんにちは、うどん国のアイランダー広報 松原です。   先日、岡山のショッピンングモールに猪が突っ込んできたニュースがありましたね。
手島含む、瀬戸内海の島々でも猪が餌を求めて徐々に勢力を拡大し始めて 被害の出ている島もあります。 猪が初めて手島で出たのは今年の2月。 2019年の秋頃から手島にも猪の形跡が見られていたのですが、 それにしても泳いで渡ってくるって、野生パワーってすごいな。
  2月に罠にかかっている猪が発見され、 猟友会の方をお呼びして、早朝から捕獲をするということで私たちも同行させてもらった。 猟友会は3人のじいちゃんズだった。   「猟友会」も「狩猟」も何も知らない無知な私は 「え…このじいちゃん達でやるの…???汗」     そのまま猟友会のじいちゃんズによって、青空猪解体ショーが行われた。 すぐに解体すると新鮮で臭みの少ない猪肉が手に入る。 グロ耐性が乏しので、解体する場面をみるのは正直気が引けたけど 自分の経験値や、自分の中での命の価値観を探り知るために立ち合うことにした。 たかむーはMy包丁で楽しそうに捌きに参加してた。     解体された猪肉は島民に配られ、バーベキューやら鍋やらカレーやらで美味しくいただきました。   それから全然猪の音沙汰はなかったのですが 11月 突然ぜんぶで七匹も捕まったのだ! どうしたどうした!!?   捕獲の手伝いの要請を受け駆けつけたある日の朝 たかむーも一緒に捌いていた。   野生の弱肉強食に興味があるだけだよ… 猫がご飯食べてるの見るの楽しいのと同じ…ではないけど、そんな感じだよ…。 皆さんもぜひ機会があれば。 ちなみに11月の猪を仕留める現場には居合わせておらず 最初の時みたいに銃で仕留めたのかと勝手に思い込んでいたけど。     じいちゃんズ凄すぎる。 補助に行っていたナショさん曰く、 「たかむーが「流石の俺でもまだコレはできないわ^^」って言ってた。 いつかあいつはやるかもしれない。」   まだ畑を荒らしたりはしていないけど、これから猪がどうなっていくのか、 猟友会も年齢層が高く、担い手がなかなかいないこと、 この島の生態系はどうなってしまうのか。 現在島民が20人弱、もしかしたら猪の方が多いのかもしれない。   ではまた!  

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