手島からの日記〜90歳の漁師と、酒とタバコと女と船酔い、の巻〜

  どうもこんにちは、うどん国のアイランダー広報 松原です。 手島は今20人ほどの人口の島なのですが、 そのなかで今も現役で漁師をされているご夫婦がいます。 旦那さんのお歳は今年で90歳。 9人の妹弟を自分が働いて食わせた経験や、 潜水士時代に鼓膜を自ら破ってより深く潜り活躍した話、 お父さんの話を聞いていると現代では見れない「男の覚悟」を初めて見た気がした。 ジョルノジョバーナの言う「『覚悟』とは!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開くことだッ!」 こういうことなんだな…胸が熱くなるよ…わたしにはそんな覚悟なかなかできないよ…   「酒とタバコと女がなけりゃ、人生楽しくない」 そんなスタンスではあるけれど、島の人たちからの信頼がとても熱い。 隣島の人からの信頼も熱い。 島のことを愛しているからこそ、今も島のために働いている。 男だ、いい男だ。 奥さんに「あのおっさん」と言われてるところも含めて最高だ。 奥さんもかなりクセのある人だけれどまた別の機会に。  

漁に行ったよ

  網漁に連れて行ってもらった。   かっこいいね〜〜〜〜!!!!   前日に仕掛けた網を引き上げて、魚をゲットする漁なんですが、 引き上げた網に引っかかった魚を傷つけずに取り出すのには結構テクニックがいる。 船に揺られながら一点集中して網を引っ張ったり捻ったり魚を取り出すのに試行錯誤。 いろんな魚や、エイやらサメやら引っかかって面白い、楽しいよ、楽しかったよ、     でも人間には向き不向きがある。 わたしはなんでもない電車でも酔うタイプの人間なんだ。 和気藹々とみんなで網作業をしてる横で、棒立ちして私はずっと空を見ていた。 2006年のBUMP OF CHICKENのライブグッズの帽子が風で吹き飛ばされた。 瀬戸内海の空に飛ばされて行った。 空は綺麗だった…。     獲った魚はそのまま市場まで売りに行きます! 皆さんの食卓へGO!!  

魚料理なら任せな(ビギナー)

  ありがたいことに、漁で獲れた魚を分けてもらうことがよくあります。 初めて見るボラに興味津々なコイケ。   魚料理は好きだけど、自分でわざわざ買って調理することもほとんどなかったし、 (シリコンスチーマーを買った時に鮭を蒸すのにハマったことくらいしか魚と自炊の思い出がない)   捌き方もわからないし、もらって嬉しい反面、かかる時間と労力を思うと腰が重たくなる…しかし鮮度、美味しく食べるためには早く処理をするべき……   そんな魚修行も1年が過ぎ   魚料理 こわくない! (むしろ楽しい!)   最近は頂いたママカリを南蛮漬けにしてみてから、何でもかんでも南蛮漬けにするのがブームです。 食べる楽しみがあると、ご飯作る元気が出ていいですね。 OL時代、仕事から帰宅して、何もかもめんどくさ過ぎて毎日同じ野菜スープ飲んでた頃がウソみたい。 料理って経験値がものを言うんだな〜〜〜   ではまた!  

1 個のコメント

  • 手島は母の故郷で大阪から島に引っ越して昭和24年から5歳から15歳まで暮らしました。
    懐かしい漁師さんのお話で楽しませてもらいました。
    この漁師さんは濱本満男さんで私の同級生の長兄の方です。
    2年前に帰島した際お元気な様子でお話しさせてもらったのが思い出されます。

    大阪在住の元島民男性

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