【22.5年卒内定者の出口さん】挫折経験は人を強くするお話編

こんにちわん🐶みなさん辛い物食べると、おなか壊すと涙流すほど痛いことを知ったタヌキ系プログラマー見習いの出口です。今回は私の挫折経験から学んだ事をお話ししようと思います。おそらく就活の面接で聞かれることの多い質問なので、なにか就活の面接の際の答え方のヒントにでもなったら嬉しいですし、出口のポンコツ太郎時代を聞いて笑って頂けても嬉しいです。私の人生の中で1番の挫折であり、素敵な経験をした大きなイベントが「浪人した」ということです。恥ずかしながら、高校時代の私は本当にくそ野郎でした。なにがくそなのかというと”プライドが無駄に高い”というところでした。幼少期からすこーーーーしだけ勉強が出来たというだけで、自分に対するプライドが高くなってしまい、中学でも割と成績が良かったので、志望校もすんなりと受かって「勉強できる自分」にプライドがありました。ただ、上には上がいるということを高校生ながら気づいていく一方で、中学の時には勉強が出来ないという自分を受け入れられずにいました。自分を受け入れられないから、勉強できる子に対してとてつもない嫉妬心があり、常に負の感情にとらわれていました。

努力もしないで嫉妬ばかり膨らんで、自分の現実も受け入れられないから、勉強方法を誤って、結果現役時代のセンター試験は散々で、どこの大学にも受からないと確信しました。さすがに結果が惨敗だと今の現実を受け入れざる得ない状況になり、このままでは駄目だと思って、両親に頭を下げて浪人したいとお願いしました。では、浪人時代どうだったのかというと、自分自身が勉強面でなく、人としてもかなり成長できた1年でした。どう成長できたのかは話し出すとたくさんあるのですが、1つ挙げるとすると「現状を受け入れる大切さ」だと思います。浪人が決まって、予備校に行くとなった時に当然予備校の先生と話します。その時こんな成績でよく大学行こうとしたなとか勉強できない子と思われるのは嫌だなと思っていました。しかし、実際その予備校の先生は「もう1度受験するという選択をしたね。ここから先生と一緒に頑張ろう」「はじめっから勉強できるやつなんでいてないんだから、これから変わっていけばいいの」という明るい事を言ってもらえた時に出来ないことはできるようになるまですればいいだけだという当たり前だけど大切なことを教えてもらいました。

現実を受け入れる事はこれからの未来をどう改善すればいいのかを明確にするために必要なことであり、そこに対して恥ずかしいと思う感情はいらないと気づけて良かったです。出来ないことは実は全然恥ずかしくないことで、本当に恥ずかしいのは、出来ないことを出来るようにならないことなんだと学びました。この学びは仕事にも生かさせていると思っていて、基本私は仕事が出来る人だと思わず、何にもできないからこそ、出来るようになろうという心持ちで仕事に取り組むと、出来るようになったら、嬉しいし、社内で出口さんこの仕事できるようになったねと言われると余計に嬉しいです。元々マイナスからスタートすると上がるだけなので、モチベーションは下がらず常に上を向いて仕事することが出来ます。結果心にも余裕が生まれ、仕事の些細なところにも気づくことも出来たりするので、いい心構えだと自画自賛しています(笑) 過去に浪人したという経験がなければ、今トラストリングにも絶対に縁がなかったと思いますし、今でもくそ野郎な性格だったと思います。だから、両親にも浪人することを許してくれたことにも感謝ですし、その時出会った友人や先生も恩人です。